脂肪肝とはどんな状態なのか?

脂肪肝という状態を皆さんはご存知ですか?文字とおり、脂肪が肝細胞の内部に多く蓄積した状態のことを指します。これはもちろん、通常の肥満など、脂肪が多く蓄積される症状と同じく、糖分や脂質の摂取過剰や、アルコールの飲みすぎが原因となって肝臓にコレステロールや中性脂肪などがたまってしまうことによって生じます。簡単に言えば、肝臓が肥満になった状態です。

もし中性脂肪が皮下や内臓に溜まれば、それは肥満となり見た目でも判別が可能なのですが、肝臓に中性脂肪が溜まってしまう脂肪肝の場合は、見た目には表れないので判別することが難しいです。それゆえ、発見や対応が遅れることがしばしばあります。

健康だからといって脂肪が肝臓にないのではなく、常に肝臓は3~5%程度の脂肪を持っているもので、ただ5%を超えてしまった場合には脂肪肝臓と称されるようになります。

また、ひとつの基準として、脂肪が肝細胞の30%を超えた場合には脂肪肝とみなされるようになります。とは言っても、脂肪肝は目に見えないし、その状態になったとしても特に自覚症状もないので気付きにくいのです。

肝臓は、「沈黙の臓器」といわれるほど、その状態を体に対して訴えかけてはくれませんし、異常の発見が難しいです。というのは、肝臓が仮にダメージを受けいたとしても、残りの細胞が働いてくれるために何かが生じているということが把握しにくいからです。傍目には健康そのもの。肝臓の異常に気付いたときにはすでに遅く、その症状が進行しまっていることも少なくありません。ですから、定期的な検査によって少しでも肝臓の状態を把握しておくことが大切なことになります。

脂肪肝そのものが大きな疾患ということではないのですが、肝臓の機能がうまく機能しない状態になってしまうと、肝硬変や動脈硬化、生活主管病などの病気に発展する場合もありますし、脂肪がつけば体が動きにくく、動かすことが負担になるように、やはり脂肪肝もそういった状態であることは留意が必要です。

この脂肪肝は、年代で言えば30代から発症し始める人が現れ始め、70代頃まで見られます。男性は、40歳前後、女性は40歳以降に発症が急激に増えます。総じて、男性のほうが、女性よりも脂肪肝になりやすい傾向があります。これは食事や運動のバランスが崩れたり、ホルモンバランスの変化によって筋肉量が落ち始めるからと考えられます。

肝臓の機能が正常に保たれるには、脂肪がたまらないようにしてあげることが重要で、そのためにはアルコールの過剰摂取や脂っこい食事によって肝臓に負担をかけるのを減らしていき、バランスのいい食生活を意識して脂肪の蓄積を防ぐことが必要です。また、脂肪が増えないようにするだけでなく、減らすことも大切ですので、生活の中に適度に運動を取り入れるようにしましょう。食事の見直しと同時に脂肪肝に効くサプリメントを飲むとさらに効果的です。オルニチンやタウリンなどがおすすめです。

適度というのは、過剰でない運動、続けられる運動ということですので、一度に短期に減らそうと考えずに、継続的に自然にできる運動を増やすことで日々のエネルギー消費量を増やしていくことが重要な脂肪肝対策になっていきます。

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