にんにくの有効成分と病気への作用

世界各国で親しまれているにんにくは、中華料理や韓国料理、イタリア料理などでもおなじみですね。古来からにんにくが食されてきたのは、滋養強壮などが注目されるほど栄養分が豊富だからです。

 

疲労回復や夏バテ予防などにもにんにくが良いといわれ、元気に過ごせる食品と重宝されています。しかし、それだけでなく、にんにくには様々な有用成分が含まれているのです。

 

ここで、にんにくの有用成分を整理してみましょう。

●アイリン
にんにくに含まれるアミノ酸であるアイリンは、にんにくをすりおろしたり切ったりすると発生する臭いの元です。

 

●アリシン
強い殺菌作用を持つアリシンは、胃痛や胃腸炎などの病気予防によいといわれています。ただ、生のにんにくは殺菌作用が強過ぎるため、胃に負担をかけないように加熱してからの摂取をおすすめします。

 

●アリチアミン
アリシンとビタミンB1が結合して発生したのが、アリチアミンです。ビタミンB1には糖質のエネルギー代謝作用がありますが、一度に大量の糖質代謝はかないません。

 

一方、ビタミンは体内に長くとどめておくことができません。その点、アリチアミンになると、ビタミンB1よりも長く体内にとどまることができ、糖質のエネルギー代謝をよくしてくれるのです。

 

●スコルジニン
糖分との結合によって生まれるスコルジニンは、血行促進や細胞の活性化を促進してくれます。体内にとどまった老廃物や毒素の排出をサポートして、肥満防止やコレステロール値の低下、高脂血症などを予防してくれるのです。

 

●ゲルマニウム
ミネラルの一種であるゲルマニウムは、有機ゲルマニウムと無機ゲルマニウムの2つに分けられます。にんにくには有機ゲルマニウムが多く含まれ、酸素を全身にめぐらせてくれます。そのため、疲労回復や強壮の作用があるのです。

 

水溶性の有機ゲルマニウムは、血中にすっと溶け込んで体外への排出がスムーズです。安全性の高さでも、注目されています。

 

●チルアリルトリスフィド
血液の凝固を防ぐ血小板凝集抑制作用を持つチルアリルトリスフィドは、心筋梗塞や脳卒中などを予防してくれます。血液サラサラ効果があり、血のめぐりがよくなります。

 

にんにくには、様々な病気を予防したり改善する働きがあります。身体の自然治癒力を高めることから、ガン予防にもよいといわれています。

 

にんにくに含まれるアリシンとビタミンB1によって生まれるアリチアミンには、糖質のエネルギー代謝を促す働きがあります。糖質のエネルギー代謝をよくするということは、糖尿病の予防にもつながるということです。

 

血管に溜まった汚れやコレステロール、中性脂肪などを原因とするドロドロ血液から引き起こされる高血圧は、にんにくに含まれるアリシンが抑えてくれます。また、強い殺菌作用や疲労回復効果があることから、抵抗力が弱まったときにかかりやすい風邪予防にもにんにくは良いのです。

 

他にも、抗酸化作用、免疫力強化、抗炎症作用、アンチエイジング、脳卒中、動脈硬化、心筋梗塞、貧血、肥満、胃痛など、様々な病気に作用してくれるのがにんにくです。

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